GMO即レスAI

2026-08-17

【開催レポート】鹿児島銀行と共催!AI超活用企業の実践事例+AI活用ワークショップ

【開催レポート】鹿児島銀行と共催!AI超活用企業の実践事例+AI活用ワークショップ

2026年7月24日(金)、株式会社鹿児島銀行主催、GMOペパボ株式会社共催で、「『わからない』をなくす!AI超活用企業の実践事例+AIワーク体験のワンストップセミナー」を鹿児島市のHITTOBEにて開催しました。

鹿児島銀行様とGMOペパボは、2020年12月に鹿児島県内事業者のDX化推進と地域活性化を目的とした連携協定を締結しており、今回のセミナーはその取り組みの一環です。生成AI活用をテーマとした共催セミナーとしては4回目。前半はGMOペパボ自身のAI活用について、後半は参加者ご自身の業務をその場でAIに相談するワークショップという2本立てでお届けしました。

開催概要

項目内容
セミナー名『わからない』をなくす!AI超活用企業の実践事例+AIワーク体験のワンストップセミナー
日時2026年7月24日(金)18:30〜20:15
会場HITTOBE(鹿児島県鹿児島市呉服町2-8)
開催形式オフライン開催
参加費無料
主催株式会社鹿児島銀行
共催GMOペパボ株式会社
登壇者吉本 康貴、中村 侑聖(ともにGMOペパボ株式会社 事業開発部)

登壇者紹介

吉本 康貴(よしもと こうき)
GMOペパボ株式会社 事業開発部 エンジニアリングリード

理学療法士から29歳で未経験のままWebエンジニアへ転職。現在は事業開発部でエンジニアリングリードを務め、GMO即レスAI、Alive Project、GMOレンシュなど複数の新規事業の立ち上げを手がける。鹿児島オフィス在籍。

中村 侑聖(なかむら ゆうせい)
GMOペパボ株式会社 事業開発部 即レスAIチーム ディレクター

AIチャットボットの設計と業務改善を担当。過去に同じく鹿児島銀行様との共催で開催した、非エンジニア向けDifyワークショップでも講師を務めた。

開会にあたり、主催の鹿児島銀行様よりご挨拶をいただきました。

主催の鹿児島銀行様よりご挨拶。会場はHITTOBEのオープンスペース

第1部・第2部:AI活用率96.2%の会社が、やってきたこと

アジェンダを示しながら、前半の講演がスタート

前半は、事業開発部の吉本が講演を担当しました。

入り口は「ChatGPTの公開から、まだ3年8ヶ月」という振り返りです。「中学校に入学した子が高校生になる、それくらいの時間しか経っていない」。3年後にどうなるかは誰にも分からない。だからこそ「3年後も変わらないもの」や「すでに起きてしまって元に戻らない変化」を見るべきだ、という組み立てでした。

ChatGPT公開からまだ3年8ヵ月

引用されたのは、ハーバード・ビジネス・スクールのカリム・ラカニー教授の言葉です。「AIが人間に取って代わるのではない。AIを使う人間が、AIを使わない人間に取って代わる」。だとすれば考えるべきは、AIを前提にした働き方と組織をどう作るか、になります。

では、生成AI業務活用率96.2%のGMOペパボは何をやってきたのか。「拍子抜けするかもしれません」と前置きして示されたのは、次の取り組みでした。

GMOペパボの実践事例:情報共有の場・AI大臣・ボトムアップとトップダウンの融合

  • 情報共有の場を作る — 全従業員が入れるSlackチャンネル「AIわいわい」と、CTOが会議オーナーを務める週次ミーティング
  • 各部署に「AI大臣」を任命する — 役職に関係なく、AIをよく使っている人を普及役に抜擢する
  • ボトムアップとトップダウンを連鎖させる — 現場から自然発生した動きの上に、経営からの号令が乗る

ガバナンスの話も印象的でした。「ガードレールは、スピードを止めるためのものではありません。ここなら走っていいよ、と決めることなんです」。

OpenAIは企業のAI導入に必要な条件として、責任者の配置・使用データの整理・定着計画の策定などを挙げています。GMOペパボの取り組みはこれらに近い状態を、トップダウンの号令とボトムアップの実践の両面から自然に作り上げてきた形です。特別な人材や能力ではなく、「やってみる→広げる」の連鎖である——というのが前半の結論です。

第3部:AI活用ワークショップ

30 MIN WORKSHOP 自社のAI活用、最初の一手を決める

後半は、即レスAIチームの中村が進行するワークショップです。参加者の皆さまには、お手元のスマートフォンやPCで実際に生成AIを操作していただきました。

「迷ったら、入力しない」。ワークの前に安全のルールを共有

AIを活用する際にはガバナンスの統一が必須事項となります。本ワークで事前に簡易的に共有されたのが、「迷ったら、入力しない」という安全ルールです。顧客名や金額、社外秘の資料本文などは入力せず、業務の流れだけを一般化して伝えるように講師から指示がありました。

プロンプト集のページを投影しながら、参加者は手元の端末でAIとやり取り

AIとのやり取りを通じて出てきた内容を「私は(いつ)、(誰と)、(どの業務)で、(AIに任せること)を試し、(人が確認する観点)を見ます」という1行に落とし込み、隣の人と「明日やる一歩」を共有して終了しました。

各テーブルで自分の業務をAIに相談する参加者の皆さま

各テーブルを回り、その場で操作をサポートするスタッフ

会場では、GMO即レスAIのスタッフが各テーブルを回り、その場で操作をサポートしたり、普段のAI活用について参加者の皆さまと情報を交換したりしました。

参加者の声

当日お話をうかがって印象的だったのは、参加者の皆さまとAIとの距離感がさまざまだったことです。日々の文書作成に取り入れている方もいれば、すでに業務の自動化まで進めている方もいらっしゃいました。それでも共通していたのは、「自分は使えるようになってきたけれど、これを社内にどう広げるか」という関心でした。

セミナーの目的達成度を伺うアンケートでは、平均8.0点(10点満点)のご回答をいただきました。ワークについては、「テンプレートが用意されていたので、これくらい雑に話しかけていいのか、と便利さを実感した」「難易度はちょうど良かった」といった声も届いています。ご記入いただいた感想を、一部ご紹介します。

AIを使いこなせたら戦国時代の鉄砲のような存在になると思います。

ワークもありつつ、社内へのAI導入までのプロセスのお話を聞けて大変勉強になりました。

一方で、講演をもう少し踏み込んだ内容にしてほしかった、という物足りなさについてのご意見もいただきました。

AI活用の障壁として挙がったのは、次のような点でした。

  • 具体的にどう活用すればいいかが、まだ分からない
  • 社員に有料ツールを渡しても、使ってもらえないのではないか
  • 手書きや手入力が慣習として残っている業務では、AIの出力をそのまま使いにくい

※情報保護の観点から、一部の写真で参加者の皆さまの端末画面をぼかし加工しています。

今後のご案内

GMO即レスAIは、鹿児島銀行様とともに、今後も地域の企業・組織の皆さまへAI活用を広げる取り組みを続けていきます。過去開催した非エンジニア向けDifyワークショップのレポートもあわせてご覧ください。開催情報はセミナーご案内ページやメールで随時ご案内します。

お問い合わせ

GMO即レスAIでは、今回のようなAI研修の提供から、業務に合わせたAIエージェントの導入・運用の伴走支援まで承っています。「どの業務でAIを活用できるのかわからない」「専任の担当者がいないので運用が心配」といったご相談からお気軽にどうぞ。

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