AIエージェントとLINE連携で営業対応を自動化する方法
2025-11-11

LINE WORKSは、52万社以上が導入するビジネスチャット基盤として定着しました。
社内コミュニケーションの効率化は多くの企業で進められ、今やあたり前になっていますが、営業や問い合わせ対応の現場では依然として「属人的な対応」や「対応スピードの限界」といった課題が残っています。
企業が次に取り組むべきあたり前のことは、AIエージェントとの連携による業務自動化と生産性の向上です。
GMO即レスAIをご導入されたお客様にも基盤となるツールとして現場に定着した環境を活かし、業務を自動化することで、負荷を抑えながら顧客対応の品質を維持する仕組みを実現されています。
本記事では、AIエージェント×LINE連携による営業対応自動化の実践ステップを紹介します。
GMO即レスAIの導入事例集では、課題を解決した企業の事例を多数ご紹介しています。
はじめに
ツール導入で一定の効率化は進んだものの「対応スピードが上がらない」「現場メンバーの入れ替わりが多く教育に時間がかかる」といった声を依然多く聞いています。
GMO即レスAIではGMOペパボ株式会社の自社サービスに導入した結果、基盤となるツール環境を変えることなくコンタクトセンターの省力化と生産性向上を両立させることができました。
GMO即レスAIが持つひとつの機能としてLINE連携がありますので、ご紹介します。
必要なもの
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LINE公式アカウント(管理者アカウント)
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GMO即レスAIのアカウント
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管理者用のPC
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パスワード管理アプリケーションなど安全に情報を管理できるツール
導入手順
手順1:連携の準備をする
1.GMO即レスAIのアカウントを用意する
GMO即レスAIからAIチャットボットのアカウントをお渡しします。
GMO即レスAIが導入企業に合わせた最適なプロンプト制御と、ナレッジ(RAG)の組み合わせによる回答精度の高い受け答えができるAIチャットボットを納品します。
お問い合わせ対応AIエージェント「GMO即レスAI」を使ってみたい方はこちら
2.LINE WORKS DevelopersでBotを作成する
① Developer Consoleにアクセス
まずはLINE WORKS Developer Consoleにアクセスします。https://developers.worksmobile.com/jp/
初回利用時は、利用規約の確認が求められます。
② アプリの新規追加
「アプリの新規追加」をクリック

必要項目を入力
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Client ID
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Client Secret
※この2つの情報は後ほどGMO即レスAIの管理画面で利用します。
「OAuth Scopes」には 「Bot」 を選択し、設定を保存します。
③ Service Account/Private Keyの発行
アプリ作成後、「Service Account ID」と「Private Key」を発行します。
いずれも後で使用するため、安全な場所に保管してください。

④ Botの作成
次にBotを作成します。下記URLへアクセスし、新たに用意する場合は「登録」から以下の項目を入力します。
https://jp1-dev.worksmobile.com/console/bot/view
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プロフィール画像(任意)
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Bot名・説明文
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Callback URL:この時点ではOFFのまま
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トークルームへの招待(任意)
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担当者情報
保存後、Bot ID と Bot Secret が発行されます。

手順2:GMO即レスAIでLINE WORKS連携を設定する
GMO即レスAIの管理画面で「外部サービス連携」→「LINE WORKS上で会話する」を選択
以下の情報を入力します
<LINE WORKSアプリ設定で取得した情報>
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Client ID
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Client Secret
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Service Account ID
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Private Key(テキストファイルを開き、以下の形式全体をコピーします)
-----BEGIN PRIVATE KEY-----
<鍵の文字列>
-----END PRIVATE KEY-----
ここでは文字通り「-----BEGIN PRIVATE KEY-----」から「-----END PRIVATE KEY-----」の全てをコピーして貼り付けます。
<LINE WORKS Bot設定で取得した情報>
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Bot ID
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Bot Secret
すべて入力後、「LINE WORKSと連携する」をクリックします。
手順3:コールバックURLの設定
連携が完了すると、GMO即レスAIの画面に Webhook URL が表示されます。
このURLを、LINE WORKS Developer ConsoleのBot設定にある「Callback URL」欄へ登録し、ONに切り替えます。
これで基本設定は完了です。
運用テストと公開
BotをLINE WORKSのトークルームに招待し、動作確認を行いましょう。https://admin.worksmobile.com/service/bot
管理者画面からBotを追加し、テストメッセージを送信すると会話を開始できます。
※1対1トークではBotからの初回メッセージは自動送信されません。
※複数人トークルームへの招待も可能です。
特定ワードでのみ反応させる
複数人トークルームでは、Botがすべての発話に反応すると煩雑になる場合があります。
その際は、GMO即レスAI管理画面の「LINE WORKS連携設定」画面で トリガー発話 を指定できます。
ここで設定したキーワードがユーザーの発話に含まれる場合のみ、Botが応答します。
※1対1トークでは全ての発話に反応します。今回は「GMO即レスAI」を設定しています。

画像のチャットボットは新人店長を教育するオペレータとして振る舞ってくれています。
設計次第ではユーザーから次に続く質問の候補を表示させたり、質問に関連するFAQをボタン形式の問いかけによって提案させることができます。
これにより営業などユーザーの問い合わせ対応だけではなく、ユーザーの理解プロセスを深めることや教育など幅広く役割を持たせることができます。
問い合わせが入った瞬間にAIが顧客の意図を整理し、必要な情報をヒアリングしながら会話を進めるため、これまで人が行ってきたお客様との初期接触を効率化することが期待できます。
たとえば、
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商材の特徴説明
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見積依頼や希望条件の確認
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導入・購入前のよくある質問への回答
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顧客の温度感に応じたネクストアクション提示
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アップセル・クロスセルにつながるレコメンド
といった、営業が日常的に行っている一連のコミュニケーションを、LINE上で 24時間自動で回すことができます。
これまで人が機械やツールに譲れなかった人の強みを活かした業務は、顧客のニーズや意図を汲み取りながら、商談ステップを前へ進めることだと思っています。
GMO即レスAIは質問に応じて、AIが次に聞ける選択肢や関連する情報を柔軟に提示していくため、ユーザー自身が何を確認すればよいかを迷わずに進めることができます。
この初期接触に時間がかからずAI→営業担当へセールスの連携が設けられることにより、
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営業担当者は「説明の繰り返し」から解放
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顧客情報は最初から整理された状態で引き渡される
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商談に入る段階にはすでに理解・関心が高まっている
という、従来よりも成果に直結しやすい状態をつくることが可能になります。
トーク履歴の扱いについて
GMO即レスAIで作成したBotは、ユーザーごとに独立した会話履歴を保持します。これによって複数の問い合わせをする顧客情報を特定し、リピート顧客に合わせた対応をさせることや、途中で人が代わって後続対応をすることも可能です。
ただし、「同一チャンネルであれば異なるユーザーの発話も同一履歴とみなす」をONにすると、複数人トークルーム内で共有の履歴を使って応答が行われます。この設定を有効にすることで、グループでBotに質問し、共通の文脈で回答を得ることができます。
チーム会話型のユースケースで特に有効です。
AI化は必要ないとお考えではありませんか?
「業務はIT化出来ているので、AI化までは必要ないかな」と、お話される企業様は少なくないように感じます。
実際、LINEとCRMで案件進行や顧客管理・フォローがスムーズになっていて、テレワークでも業務が滞りなく行えるといったような、一見就業環境が整った状態であれば、「これ以上はシステムを増やしたくない」と思うのは当然です。
しかし、その一方でこんな悩みはありませんか?
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対応が属人化しがちで、人が変わると対応クオリティが落ちる
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問い合わせが増え、本来注力したい営業機会の創出に時間を割けない
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現場とテレワーク環境での連携が手動となっており、抜け漏れが発生している
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新人教育に時間がかかり、戦力化までが長い
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初回のレスポンスまでに時間がかかっており、獲得機会を損失している
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既存顧客へのフォローやリピーター獲得に手が回らない
回答精度の高いAIチャットボットによる一次対応を24時間365日提供することで、問い合わせ顧客の取りこぼしを防ぎ、 「対応が後手に回る」「次の出勤者が来るまで返信ができない」「忙しい時間帯に問い合わせが溢れる」 といった状況を解消できます。
はじめから全部の時間帯を任せるのではなく、夜間のみ導入し充分な検証を行った後で徐々に他の時間帯も切り替えていくスモールスタートでの取り組みでも可能だと思います。
混雑する時間帯でも、よくある質問や案内業務はAIが代替するため現場メンバーの負担は大幅に軽減されます。
人が対応すべき「商談化や高単価な取引が期待できる問い合わせ」や 「クレーム防止の丁寧なフォロー」に集中できるようになり、 売上・顧客満足度どちらも底上げされる運用体制 を実現します。
導入が難しそう…時間がかかりそう…と思われる方もご安心ください
LINEの対応履歴やCRMツールのログなど、過去のデータがそのままAIエージェントを教育するための資産になります。
過去のデータを使って学習したAIエージェントを、新人として現在のチームメンバーに1人追加するイメージです。
新人のAIエージェントは適切な導入によって稼働をコントロールされ、運用が軌道に乗るとミスが少なくシフト通りに働く高パフォーマンスな頼もしいメンバーになるはずです。
導入から運用までGMO即レスAIがワンストップで提供し、その後のチューニングや運用の最適化についてもサポートいたします。
GMO即レスAIの営業担当がお持ちの情報を拝見したうえで、お打ち合わせなどで最適導入のための無料診断をすることも可能です。
お問い合わせ対応AIエージェント「GMO即レスAI」の無料診断はこちらから
使用例
導入企業専用AIチャットボットとして業務を効率化し、活用の幅を広げるカスタマイズが可能です。
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会話や問い合わせのログを解析し、PDCAサイクルを回して改善
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発話候補の出力により営業面ではレコメンド・問い合わせ対応面ではFAQの提案、社内教育では質問・関連する業務知識の提案など目的によって柔軟に対応
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多言語対応
複数のLLMモデルを切り替えることが可能で、質問者の言語に応じた応答が可能です
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有人対応にバトンタッチも可能
回答できない問い合わせや要望がAIエージェントに入力されたら、通知させる仕組みを構築し、有人対応に代わることで人の対応を求めるユーザーにも安心です。
まとめ
LINE WORKSとGMO即レスAIの連携を行うことで、プログラミング不要でAIエージェントをLINE WORKS上に構築し、営業活動をスムーズに運用することができます。
既存の業務基盤を活かして顧客対応や社内サポートを自動化し、日常のやり取りを効率化する第一歩として活用してみてください。
GMO即レスAIについて
GMO即レスAIでは、AI導入支援から専用のAIエージェント制作・運用まで、AI推進にお悩みの方をワンストップでサポートします。
普段お使いのChatworkとの連携をはじめ、具体的なご要望に合わせたカスタマイズのご相談も可能です。 ご不明な点があれば、最適な活用方法をアドバイスできますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!